新間の耕人 02

新間の耕人は、染め職人の鷲巣。
静岡には駿河和染という工芸が根付いていて
芹沢銈介さんもこの地で制作をしていました。

 

駿河和染と一言で言っても
その染め方は多種多様で、大きな縛りはないように見える。
ただどの職人さんも指先まで染めながら
楽しそうに活動しています。

 

鷲巣といえば
静岡のお茶の葉を使って染めています。
工場での製茶過程でこぼれ落ちた茶葉などを使いながら。
本人はあっけらかんと
「お茶で染めてますよ」と言うのですが
それを叶えるために
染めの研究から茶葉の手配まで
彼が動き回ったのは容易に想像が出来る。

 

世界中で楽しまれるお茶を染料として味方につけ
彼はどのように染め上げていくのか。
それはとても楽しみだし
お茶を染料とするために走り出した段階で
すでに彼の周りは染まり始めているのかもしれません。

 

 

駿河和染standard