静岡市田町

Tamachi Shizuoka

安倍川橋の袂では静岡の土産物である安倍川餅屋さんが並び、そのまま大通りをまっすぐに進むと静岡浅間神社や駿府城がある静岡市街地に入っていきます。脇に逸れると、すぐに葵区の田町。もともと静岡に職人が集まったのは家康公が静岡に隠居後、浅間神社や駿府城造営のために全国から腕の立つ職人を招いたことからだと言われています。この田町が多くの職人が居を構え「職人町」と言われていることも、なんとなく腑におちます。店舗が軒を連ねる静岡環状線を住宅街に折れると、少し混み合った中に耕人の工房が姿をあらわします。

耕人戸田勝久

Katsuhisa Toda

田町に工房を構えるのは木工指物職人・戸田勝久。指物(さしもの)とは木の板を互いに差し合わせて作られることが語源ともされていて、接着剤や釘などを用いずとも構造が保たれるよう仕口(しくち)と呼ばれる差し込み部分に繊細な手加工を施します。戸田は京都で京指物の技術を習得しながら、家具産地静岡の量産家具製造の知識も有するハイブリットな職人。

手と手の道具で木と話すこと

works

工房の奥に立ち並ぶ銘木。つくる木工品と使う部分に合わせて、木の個性を吟味します。育ちの違う銘木はそれぞれに個性があり職人はその指と手工具で木々と対話をしていきます。手工具は大事なコミュニケーションツールなのでいつも大切に整えてその時を待っています。

差し指し示す

works

いい鉋(かんな)を超える表面仕上げはなく、いいノミを超える寸法調整機械はない。と誰かが言っていました。それは素材との会話をしてるかどうかに尽きるかもしれません。鉋やノミを一度走らせるごとに木材との息が合っていく。寝かしていた銘木がどんどん艶やかに美しくなっていく。それらが一つの形に差し合わさるのです。

心地よい木工調度品を暮らしに

about

木工指物 戸田勝久 kozou hakostyle

静岡県静岡市葵区田町2丁目47-7

054-659-7146

http://kozou-hakostyle.com

Works

指物、木製品(家具・日用品)製作・オリジナル商品製作、販売・OEM
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